テーマ:英文法

文否定と語否定

文否定と語否定 文否定を発話レベルで語否定に変更するには? 松野町夫 (翻訳家) 否定文は日本語にしろ英語にしろ、どの部分が否定されているかにより、いろいろな解釈が可能となる。英語の否定は、文否定と語否定に大別できる。文中の述語動詞を否定すると文否定となる。述語動詞以外の、特定の語を否定すると語否定(=構成素否定)となる。…
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否定繰り上げ(negative-raising)

否定繰り上げ(negative-raising) 否定繰り上げは、否定語(not)を従属節から主節に繰り上げること 松野町夫 (翻訳家) 英語にはネガティブ・レイジング(negative-raising)という言語現象がある。これは生成文法の用語で、think などの動詞がとる従属節の中の否定語(not)を主節に移して表現…
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否定を表す慣用句

否定を表す慣用句 否定語を用いる場合、用いない場合 松野町夫 (翻訳家) 英語で否定を表す慣用句には、否定語を用いる場合と用いない場合がある。たとえば、 その部屋には家具類がなかった。 = There was no furniture in the room. → 否定語(no)を用いて否定を表す。 = The …
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部分否定

部分否定 部分否定は、全体や頻度を否定することで生成される 松野町夫 (翻訳家) 「すべてが~ではない」とか「常に~とはかぎらない」のように、文全体ではなく一部を否定することを部分否定(partial negation)という。これに対して、全体を否定することを全体否定(total negation)、または全部否定、全否…
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二重否定(標準語体)

二重否定(標準語体) 英語の二重否定には俗語体と標準語体がある 松野町夫 (翻訳家) 英語の二重否定には俗語体と標準語体がある。俗語体の二重否定は否定を表し、標準語体の二重否定は肯定を表す。ここでは、俗語体の二重否定を double negative(ダブル・ネガティブ)、標準語体の二重否定を double negatio…
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二重否定(俗語体)

二重否定(俗語体) 二重否定は日本語では肯定を表すが、英語では否定を表す 松野町夫 (翻訳家) 二重否定は否定したものをもう一度否定すること。日本語の場合、否定の否定は肯定なので、「興味がないではない」は「(いくらか)興味がある」という婉曲な肯定を表す。 二重否定は英語で double negative という。 し…
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否定を表す接辞

否定を表す接辞 in-, un-, dis-, non-, -less 松野町夫 (翻訳家) 英語の否定は一般に not, no などの否定語を用いる。しかし否定は、否定を表す接辞でも表現できる。たとえば、「私は幸福でない」という否定表現は、I am not happy. だが I am unhappy. でも表現できる。…
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英語の否定表現

英語の否定表現 完全否定と準否定 松野町夫 (翻訳家) 否定は肯定と対立する。肯定は何かを認めること、否定はそれを打ち消すことである。日本語では、普通、述語に否定語「ない」をつけて否定を表す。たとえば、「行く」「行かない」、「静かだ」「静かでない」、「広い」「広くない」など。 自然言語は一般に、否定語を用いて否定を表…
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疑似関係代名詞

疑似関係代名詞 as, than, but 松野町夫 (翻訳家) as, than, but は本来接続詞であるが、たまに関係代名詞になることもある。その場合、英文法ではそれらを疑似関係代名詞とよぶ。疑似関係代名詞が成立するには、先行詞とそれを修飾する節(as 節, than 節, but 節)が必要だ。 「疑似」と…
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関係詞の省略

関係詞の省略 関係代名詞や関係副詞は省略できる場合がある 松野町夫 (翻訳家) 関係代名詞(who, which, that)は、次のような場合に省略できる。ただし、省略できるのは制限用法の場合のみ。以下、カッコ内の関係代名詞はすべて省略可能。 関係代名詞が他動詞の目的語のとき(whom, which, that) …
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関係詞雑感

関係詞雑感 先行詞は被修飾語に相当し、関係詞節は修飾語に相当する 松野町夫 (翻訳家) 英語には関係代名詞(who, which, that)や、関係副詞(where, when, why, how)などの関係詞があるが、日本語に関係詞はいっさいない。しかし関係詞を含む英文(=関係詞節)を和訳したり、逆に、和文を関係詞を含…
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関係詞の用法

関係詞の用法 制限用法と非制限用法との相違点 松野町夫 (翻訳家) 関係代名詞(who, which, that)や、関係副詞(where, when, why, how)などをまとめて関係詞とよぶ。関係詞は一般に、名詞(=先行詞)の直後に置かれ、その名詞を修飾する節(=関係節)を作る。 たとえば、the boy w…
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関係副詞

関係副詞 関係副詞には where, when, why, how がある 松野町夫 (翻訳家) 関係副詞は、関係代名詞と同様に、名詞(=先行詞)の後に置かれ、その名詞を修飾する節(=関係節)を作る。たとえば、the house where I live 「私が住んでいる家」の場合、house が先行詞で、where が関…
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関係代名詞

関係代名詞 関係代名詞には who,which,that がある 松野町夫 (翻訳家) 関係代名詞は一般に、名詞(=先行詞)の直後に置かれ、その名詞を修飾する節(=関係節)を作る。たとえば、the boy who broke the window 「窓ガラスを割った少年」の場合、boy が先行詞で、who が関係代名詞、w…
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関係詞

関係詞  関係詞は文章の形で物事を修飾するときに使う 松野町夫 (翻訳家) 関係代名詞や関係副詞、関係形容詞を総称して関係詞(relative)と言う。日本語に関係詞はないので、関係詞は私たちにとって理解するのがむずかしい。しかし、関係詞は文章の形で物事を修飾するときに使うものだと考えるとわかりやすい。たとえば、 私…
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アスペクトとは何か

アスペクトとは何か 英語には、完了と進行の2つのアスペクトがある 松野町夫 (翻訳家) 英語のアスペクト aspect [ǽspekt] は、ラテン語 aspectus 「見ること」「見えるもの」に由来し、日本語の「外観(姿)」「見方」「面」「側面」に相当する。たとえば、 a mountain with a…
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軽動詞とは何か

軽動詞とは何か 軽動詞の魅力は、そのわかりやすさと表現力の豊かさにある 松野町夫 (翻訳家) 軽動詞とは意味の軽い動詞を意味し、たとえば、have a walk(散歩する)、take a drive(ドライブする)、give a smile(微笑する)、make a visit(訪問する)における have, take, …
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集合名詞(Collective Noun)

集合名詞(Collective Noun) 人の集合体は数えられるが、物の集合体は数えられない 松野町夫 (翻訳家) 集合名詞は人や物の集合体を表す。たとえば、family(家族)、team(チーム)、police(警察)、furniture(家具)、clothing(衣類)などが集合名詞である。家族は親と子供で構成されて…
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単複同形(invariable)

単複同形(invariable) 単複同形は植物にもあるの? 松野町夫 (翻訳家) 英語の可算名詞には単数形と複数形がある。単数形の語尾に -s をつけると、たいてい複数形になる。たとえば、「ペン」や「本」の場合、pen(単数形)、pens(複数形); book(単数形)、books(複数形) というように。このように単数…
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知覚動詞の構文

知覚動詞の構文 知覚動詞+目的語+補語(do/doing)、that節、 wh節 松野町夫 (翻訳家) 知覚動詞は「意志」の有無を基準にして、次のように状態動詞 [S] と動作動詞 [D] に分類できる。 ■状態動詞 (stative verbs) → 通例進行形にしない see, hear, smell, fe…
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前置詞句(prepositional phrase)

前置詞句(prepositional phrase) 前置詞句を主語とする表現は、英語なのに日本語のような雰囲気がある 松野町夫 (翻訳家) 和文英訳は、まず主語を設定することから始まる。主語を決めないかぎり、英文は書けない。英文に主語は不可欠だ。主語になるものは名詞、代名詞のほか、名詞相当語句(noun equivale…
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ラーメンは可算か不可算か

ラーメンは可算か不可算か 麺を表す単語は不可算名詞が多いが、ヌードルは可算名詞 松野町夫 (翻訳家) 「サッポロ一番」や「カップヌードル」など、即席麺の海外進出に伴い、ラーメンは日本ばかりでなく、アジアや北米でも人気が高い。アジアはもともと「汁麺」(soup noodles)という食文化を持っているが、英米にはそうした伝統…
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2つの未来

2つの未来 現在から見た未来と過去から見た未来 松野町夫 (翻訳家) 時の流れは過去・現在・未来に区分できる。未来は文字通り、「未だ来ていない」時の意。英語にはどの時点を基準にするかによって2つの未来があるが、いずれも「まだ起きていないこと」を表す。 現在から見た未来 (The future seen from th…
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未来完了進行形

未来完了進行形 未来完了進行形は未来のある時点まで続く動作を表す 松野町夫 (翻訳家) 未来完了進行形は will have been + - ing の形で、未来のある時点まで継続する動作を表す。基準となる時点(基準時)=未来。期間を表す前置詞 for を伴う場合が多い。 Next Sunday, we will …
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未来完了形

未来完了形 未来完了は未来のある時点までに完了する動作や状態を表す 松野町夫 (翻訳家) 未来完了形は will have+過去分詞の形で、未来のある時点を基準としてその時点までに完了するであろう動作や状態を表す。 He’ll have left by October 20. 彼は10月20日までには出発しているでし…
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未来進行形

未来進行形 未来進行形は未来のある時点で進行中の動作を表す 松野町夫 (翻訳家) 未来進行形は will be–ing の形で、未来のある時点を基準としてその時点で進行中の動作を表す。 進行中の動作 I'll be waiting for you at 3 o'clock this afternoon.…
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未来単純形

未来単純形 助動詞 will は未来を表す 松野町夫 (翻訳家) 未来単純形は will + 動詞の原形の形で未来を表す。助動詞 will が推量を表す場合と意志を表す場合がある。ちなみに、will は日本語の意志・推量を表す助動詞「う」(文語では「む」)に相当する。 It will rain tomorrow. 明…
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過去完了進行形

過去完了進行形 過去完了進行形は「過去のある時点」まで続いてきた動作を表す 松野町夫 (翻訳家) 過去完了進行形は had been + - ing の形で、過去のある時点を基準としてその時点まで続いてきた動作を表す。このような基準となる時点を基準時(Reference Time)という。たとえば、 We had b…
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過去完了形 Part 2

過去完了形 Part 2 過去完了と現在完了との比較 松野町夫 (翻訳家) 過去完了と現在完了との比較 現在完了は過去の出来事と今の状況を同時に表現するが、過去完了も過去の出来事とそのときの状況を同時に表現する場合がある。その場合、両者は基準時に違いがあるだけで意味や用法は基本的に同じ。現在完了の基準時は今(now)、過…
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過去完了形 Part 1

過去完了形 Part 1 過去完了は「過去のある時点」よりも前に起きたことを表す 松野町夫 (翻訳家) 過去完了は had + 過去分詞の形で、過去のある時点を基準としてそれ以前の時を表す。つまり過去完了は、「過去のある時点」よりも前に起きたことを話すときに使用する。たとえば、 The movie had start…
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