テーマ:人生

現代人にとって死とは何か

現代人にとって死とは何か 生と死は自然の摂理、自然死は生物にとって望ましい 松野町夫 (翻訳家) 安楽死と尊厳死の関係について日本語大辞典では、「安楽死とは、回復の見込みのない病気で、心身の苦しみにあえぐ者に対し、苦痛の少ない方法で死期を早めること。延命処置を行わないものを消極的安楽死または尊厳死、人為的に行うものを積極的…
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葬式(funeral)

葬式(funeral) 米国では土葬が多いのに、なぜ “ashes to ashes” (灰は灰に)というの? 松野町夫 (翻訳家) 葬式は米国では一般に土葬(burial)が多い。しかし、米国の葬式では “ashes to ashes” (灰は灰に)というフレーズがよく使用される。長年 米国で暮らしてきた友人から、「こ…
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種の保存と個性

種の保存と個性 個性と生きがい 松野町夫 (翻訳家) 「かごに乗る人 かつぐ人、そのまたワラジをつくる人」。人は境遇によって かなり差がある。同様の格言が英語にもある。銀のスプーンで食事する裕福な家庭に生まれてくる子もいれば、スプーンすらない貧乏な家庭に生まれてくる子もいる(Some are born with a sil…
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不審な物音

不審な物音 暗黒の夜は魔王が支配している 松野町夫 (翻訳家) 毎晩というわけではないが、真夜中を過ぎたころ わが家には、たまに不審な物音が聞こえてくる。床(とこ)についてもなかなか寝つけない夜、布団の中でもんもんとしていると、突然うねるような音が聞こえてくる。大きい音ではないが、耳をすませば聞き取れる。人がえんえんと話し…
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ライターのガスの抜き方

ライターのガスの抜き方 松野町夫 (翻訳家) コンビニやタバコ店でカートン単位(10パック)でタバコを買うと、たいてい百円の使い捨てライターが1個、タダでもらえる。この10年間に50個ほどのライターがたまってしまった。あれー、いつのまにこんなに、と自分でも驚いている。「こんなにたくさんあるのに、どうしていつもライターをもらう…
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抑止力

抑止力 核抑止論は「過去の妄想」 松野町夫 (翻訳家) 抑止力とは、敵の攻撃に対する反撃力をもつことで戦争を未然に防止する力をいう。戦略核戦力が基本となるが、通常戦力も抑止に寄与するとされている。一方が核兵器による先制攻撃をしかければ、相手方の反撃によって自国も壊滅するので双方ともに先制の第一撃に抑制が働くというもの。…
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青春の詩

青春の詩 ことば (67) サミュエル・ウルマン 松野町夫 (翻訳家) 日本語の語彙には、やまとことばと漢語と外来語がある。 このところ、やまとことばに魅了され、がらにもなく古語辞典など入手して遊んでいるが、これがけっこう楽しい。古文など、もうすっかり忘れてしまっていたが、現代語にも、特に話しことばには「やまとこ…
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漁師風ペペロンチーノ

漁師風ペペロンチーノ Viva peperoncino! 松野町夫(翻訳家) スパゲティやマカロニなど、イタリアのめん類を総称してパスタ(pasta)というが、わたしの若い頃(1970年頃)には「パスタ」という外来語はなかった。イタリア料理といえばスパゲティを意味し、スナックや喫茶店で食べるものと相場が決まっていた。J…
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喫煙てそんなに悪いことなの?

喫煙てそんなに悪いことなの? 松野町夫 (翻訳家) タバコは、茶・コーヒー・酒・菓子などと同じ嗜好品(luxuries)なのに、このところタバコに対する風当たりは格別に厳しい。「喫煙は健康に悪い、即刻やめるべきだ。タバコの煙は、吸わない人の迷惑になる。高学歴の人はタバコなど吸わない」と多くの人が言う。禁煙推進の動きは世界的な…
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木星(Jupiter)

木星(Jupiter) 松野町夫(翻訳家) 「あれは、いったい何だろう?」 超高層ビルの屋上にはヘリコプター発着場が装備されたところもあるが、あれはヘリポートへの誘導灯かな?それとも避雷針の照明?でも、それにしては位置が上空すぎる。近くのビルの屋上の避雷針の真上、数キロメートル離れた南の方向の天空にぽつんと光り輝いている。…
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哲学とは何か

哲学とは何か 知恵と知識 松野町夫(翻訳家) 哲学とは、哲(=知恵)を研究する学問である。もう少し具体的に言うと、哲学とは世界や人生に関する知恵を探求する学問である。「哲学」という語は、明治の思想家、西周(にしあまね、1829-1897)が明治初期に英語のフィロソフィー(philosophy)の訳語として作った新造語で…
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騒音とは何か

騒音とは何か 「好ましくない音」 松野町夫(翻訳家) 騒音(noise)は騒がしい音と書く。騒音は、広辞苑では「さわがしくやかましい音」、アメリカ規格協会(ASA)では、「騒音とは好ましくない音」 "Noise is any undesired sound."、イギリスのOALD辞典では 「大きい音、不快な音、邪魔な音…
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笑いとは何か

笑いとは何か 笑い=常識からの解放 松野町夫(翻訳家) 人はなぜ笑うのか。笑いとは何か?この問題は昔から大勢の人がさまざまに論じているが、いずれも興味深い。英語では、声をたてるのが laugh (笑い)、声をたてないのが smile (ほほ笑み) と大別している。 laugh: to make the sound…
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人類の未来

人類の未来 情報化社会の日本 松野町夫 (翻訳家) ひょっとしたら人類の未来はすでに決まっているのかも知れない。 太陽系の惑星や衛星はすべて、一定の法則で動いている。地球だって例外ではない。たぶん、地球に存在するすべてのものも、生物、無生物を問わず、一定の法則のもとに存在しているにちがいない。人類の未来も、また個…
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昼下がりの会話

昼下がりの会話 松野町夫(翻訳家) 丸の内線の南阿佐ヶ谷駅のすぐ近くに、コーヒーショップ「珈琲館」がある。店内は広く、分煙化されており、常連客も多い。私はここの「珈琲館ブレンド」が大好きで、週末は愛読書を片手によく飲みに行く。今日はそこで思いがけない人に出会った。朝鮮風居酒屋 『韓伽羅』 のマスターとママである。お二人の話は…
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ペット

ペット Do you have any pets? 松野町夫(翻訳家) 日本も先進国の仲間入りをしたということなのだろうか。ペットを飼う人が増えてきた。ペットには人をはげまし、幸せな気分にする不思議な力がある。ペットセラピー(動物療法)の話題もしばしば、マスメディアに登場するようになった。パートナーや子どもの存在に代わ…
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契約社会

契約社会 (Contract Society) 欧米の契約型社会が世界を席巻する 松野町夫(翻訳家) 欧米が契約社会であることは、英米の契約書を一度でも目にすれば誰でも納得する。 若い頃、私は新橋の貿易会社で石油関連機材の輸出を担当していたが、得意先のエクソン、モービル、ベクテル、シェル、アラムコ各社から入札招待…
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転校生

転校生 吾平小学校 松野町夫(翻訳家) 転校生として私が入学した小学校は高台の上にあった。町の大通りを少し奥に入るとお宮があり、左手に学校へ登る石段の坂道(幅:約5 m)があった。坂道は「鎮守の森」のなかを登る。坂道の両端には桜などの広葉樹が生い茂る。石の階段を数段登ると、少し傾斜した踊り場に出る。また数段登ると踊り場…
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故郷

故郷(ふるさと) ふるさとの山に向ひて言ふことなし 松野町夫 (翻訳家) 子供の頃に見たふるさとの山や川は雄大で威厳があった。祖父や父に似て。子供の頃に見たふるさとの山や川は美しく優しかった。祖母や母に似て。子供の頃に見た大自然は豊かで美しく、泰然自若として永遠に存在する完璧なものに思えた。 「ふるさとの山に向ひて言…
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ふるさとは遠きにありて

ふるさとは遠きにありて ああ、古き良き時代 松野町夫 (翻訳家) 還暦を過ぎた頃から、私は昔の思い出をしきりと書くようになった。それまで自分の意見とかプライバシーに関するものとかを発表したことは、ほとんどなかった。水に漂う浮草と同じような人生を送ってきた私には、とりたてて発表に値するほどの出来事を持ち合わせていないので…
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松下先生

松下先生 高校の恩師 松野町夫(翻訳家) 私の高校時代の恩師、松下先生のお話。私の浮草人生で45年という最も長期にわたる親交関係のある人、その分、私の人生に最も影響を与えた人。人生の節目節目では再会して親交を深めたりしたが、たいていは、英語を使用して文通したり電話したりした。メールではお互いをファースト・ネームで、Ha…
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駆け込み寺

駆け込み寺 人や社会に優しい施設の提案 松野町夫 (翻訳家) 駆込寺(かけこみでら)は歴史的に武家社会のしきたりと関係する。武家社会では夫は妻を一方的に離縁できたが、妻には当時、その権利が認められていなかった。離婚したい女性は、駆け込み寺に逃げ込み3年間勤行(ごんぎょう)すると縁切りが成立した。鎌倉市の東慶寺は駆け込み…
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生と死

生と死 生と死は自然の摂理: 人はどうして死を忌み嫌うのか 松野町夫 (翻訳家) 生き物はすべて、動物も植物も、生まれそしてやがて死ぬ。生物を個体として見れば確かに生と死が存在する。しかし、種の観点から見ると話が違う。個人は死んでしまうが、種としてのヒトは存続する。親から子、そして孫へとバトンを渡しながら生き続ける。た…
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